今年は戦後70年ということで、テレビなんかでは日に日に戦争の話題が多くなってますね。

出版業界でもやはり、戦争に関する本がたくさん出るようです。

そんな中ある企画に声をかけて頂きました。

漫画で読む「戦争という時代」
8月10日(月)発売 定価880円(税込)
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写真は白泉社ヤングアニマル誌面の広告です。
いろんな漫画家さんの戦争をテーマにした読み切り作品を集めたムック本ですね。

戦後70年ということは、当時戦場に行った若者たちは現在すでに90歳代。
当たり前のことですが、僕自身は戦争を知りません。両親ですら戦後の生まれです。

そんな戦争から遠い世代の自分が戦争を描くことに、怖さや引け目を感じないわけではありませんが、
描きたい気持ちの方が勝り、僕も参加させて頂きました。

現代を生きている僕たちが、学校に行ったり、社会に出て働いたり、それがまず当たり前のこととなっているように、
戦争に行くことが当たり前だった時代。

44ページの読み切りの中に僕なりに、
戦地で生きた若者たちの生と死を描きました。

タイトルは
『ペリリュー玉砕のあと』です。

田丸立ち姿

また、今回の読み切りは、『玉砕の島々』『写真で見るペリリューの戦い』などの著者である太平洋戦争研究会の平塚柾緒さんに監修をして頂きました。
太平洋戦争研究会はこのムック本全体の監修もされてます。

この読み切りを描き進めながら、発行元の白泉社ヤングアニマル編集部の皆さんにもお世話になりました。
立ち読みではなく、ぜひぜひ購入して読んで頂ければと思います。

今日6月23日、妻・森和美のエシカルンテ2巻が発売します。

表紙はこんな感じです。

エシカルンテ2

エシカルンテはこの2巻で第1部完となります。

漫画を読みなれている方は分かると思いますが、2巻で第1部完というのはいわゆる「打ち切り」での終わりです。

打ち切りが決まったのは単行本1巻が発売した2週間後のことで、その間の売上を見ての編集部の決定でした。

妻も僕も漫画家という職業の厳しさを改めて知った思いです。

身内の作品というのを抜きにしても、好きな作品です。
でも新人漫画家の初連載としては、商品としての分かり易さが足りなかったのかもしれません。
2巻でおしまいというのが、仕方がないこととはいえ僕は本当に残念でなりません。

朝日新聞の書評で推薦して頂いたり、このマンガがすごいwebで月間ランキングにランクインするなど、僕同様好きな人にとっては凄く好きな作品世界を展開出来ていたと思います。

そういった作品としての高評価を頂くたびに、嬉しい気持ち、悔しい気持ち、先を楽しみにしてくれた読者さんに申し訳ないような気持ちになったりしながら、森和美はこの2巻を描き上げました。
確かに打ち切りではありますが、とても良い最終回だったなぁと思います。


本日発売のエシカルンテ2巻

そして、まだであればぜひエシカルンテ1巻も、

良かったらどうか今からでも、まとめて読んでみて下さい。

はまる人には本当にはまる、他に代わりのない作品世界です。

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今、森和美は故郷でありエシカルンテの舞台でもある北海道に帰省したり、
少し休養を取って心身をリフレッシュさせています。
遠からずまた、新たな連載を獲得すべく活動を始めるでしょう。

漫画家としてまずは他の作品で実績を作って、いずれエシカルンテの第2部を、あるいは仕切り直しをして、描き切れなったたくさんのことを描き切ることが、彼女の目標のようです。

あれ、こんなことまで書いたら怒られるかな?

まぁいいかな。

今後の漫画家・森和美の活動を期待してお待ち下さい。


未読の方は、エシカルンテ第1話のweb試し読みをぜひ→こちら

担当編集さんによるエシカルンテ公式Twitter→こちら

森和美本人のブログ→こちら
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今さらではありますが、単行本の発売が近づいたので、

おやこっこ第1話試し読み→こちら

そして本日、TOP絵をおやこっこ仕様に変更いたしました。(PC版のみです)

単行本作業を終え、今は少しの間だけ、ほっと一息のときです。
本日発売のイブニング5号で、おやこっこが最終回となりました。

10カ月間の連載を追いかけて下さった皆様、ありがとうございました。

単行本は3月23日(月)に上下巻2冊が同時発売する予定で、現在それに向けた作業のまっただなかです。

連載の中では、ページ数の都合でカットしていた細かいエピソードを加筆したり、
今思うと伝わりにくかったかもしれないと思う部分を修正したりで、
ひとつひとつは細かなことですが、けっこー手を加えています。

作品の全体像が変わるわけではないですが、
連載を追いかけて下さった方も、また新鮮な気持ちで読んで頂けるものになると思います。

連載を追わず、単行本を待っていて下さった方には、「お待たせいたしました」です。

3月23日(月)の単行本『おやこっこ(上)』『おやこっこ(下)』なにとぞ、よろしくお願いいたしますm(_ _)m


そして、今回の連載で得た経験を生かし、また別の次回作に取り組んでいきます!
明日、1月23日(金)に、妻・早苗こと漫画家・森和美の初単行本『エシカルンテ』1巻が発売します。

ので、応援イラストを書き下ろし!
エシカルンテ1巻告知用書影なしグレー+

表紙はこんなです!
書影e1-1

連載が正式に決まったのが、ちょうど1年前。

誠実な作品作りのための取材と勉強。緻密で膨大な作画。
時間の限り、エネルギーのすべてをこの漫画につぎ込む彼女を見て来ました。

何を言っても身びいきになってしまう立場ではありますが…、素晴らしい作品になっていると思います!

ひとつひとつのシーンが、セリフが、人物や動物、植物の表情までもが、心地よくて何度も繰り返し眺めてしまいます。

いち漫画好きとして、これは多くの人に読んで貰いたい。

言葉では魅力を伝え切れない、読んで、見て、感じるタイプの作品です。


未読の方は、エシカルンテ第1話のweb試し読みをぜひ→こちら

担当編集さんによるエシカルンテ公式Twitter→こちら

森和美本人のブログ→こちら
テレビ関係の話題をふたつ。

まずは来週火曜、11月18日夜11時15分より放送のテレビ朝日『中居正広のミになる図書館』に出演させて頂きます。

『大人気漫画家集合SP』とのことで、他に出演する漫画家さんたちは、
小沢カオル「あやしい取材に逝ってきました。」
倉田よしみ「味いちもんめ」
貴家悠「テラフォーマーズ」
三田紀房「インベスターZ」
(敬称略)
という方々です。

「でも僕は大人気漫画家ではないよな」と思いながらも、せっかくお声をかけて頂いたので、社会科見学のつもりで収録に行ってきました。

これまで情報番組には、インタビューを受けるという形で何度か出演させていただきましたが、バラエティ番組は初めてです。

同じ空間でテレビでよく見るSMAP中居くんや劇団ひとりさん、アイドルの方々や芸人さんたちの仕事ぶりを見るのは、とても不思議で面白い体験でした。

参加させて頂いて、バラエティ番組というのは、おおまかな台本だけが用意されたアドリブ劇のようだと思いました。

僕自身は、思ったほど緊張することも無く、求められた役割を可もなく不可もなく果たして来れたような気がしていますが、実際番組を見たら、とてもとても、顔から火が吹き出るのかもしれません。

他の漫画家さんたちやタレントさんたちが、かなり場を盛り上げてくれていたので、きっと面白い番組になっていると思います。

来週火曜、11月18日夜11時15分を、少しそわそわと待つとします。


もうひとつ、すっかり記事にするのが遅れてしまいましたが、去る9月25日に、TOKYO MX『五時に夢中』の『中瀬親方のエンタメ番付』のコーナーで、新潮社の編集者さんの中瀬ゆかりさんに『さよならタマちゃん』を取り上げて頂きました。

五時に夢中は、元々見ていた好きな番組なので、「わーっ!ゆかりちゃん、ありがとう!」と妻とふたり、はしゃぎました。(中瀬ゆかりさんと面識があるわけではないのですが、番組を見ているとつい、、ゆかりちゃんと呼んでしまう親しみを感じるキャラの持ち主なのです)

なぜ発売から1年以上たった『さよならタマちゃん』を今?

と不思議に思って見ていると、中瀬さんご自身、「周囲の人たちがあまりに薦めてくる」ので、最近遂に読んでみたらしく、以来「何度も読み返している」との嬉しい話が聞けました。

中瀬さん、そして中瀬さんの周囲の方々、遅ればせながら、ありがとうございました。

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ここのところ何度もお伝えしてますが、今日も僕の妻・森和美エシカルンテの話題です。

第1話がwebで試し読み出来るようになりました。

森和美『エシカルンテ』第1話試し読み

↑第1話を未読の方は、こちらから↑

webで見ると、原稿の白い部分がより真っ白に表示されるので、雑誌掲載時よりも、描き込まれた絵がよりきれいに見える気がします。

そして、続きの第2話は本日発売のイブニング19号に掲載しております。

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こちらも、ぜひよろしくお願いします。
本日発売のイブニング18号の表紙をめくった冒頭の1ページ。

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前回告知しました、僕の妻――森和美『エシカルンテ』が、ここから始まります。


さて内容を、ちょこっとだけ説明しますと、

主人公は数え年で11歳のふたりの少女です。

戦争と心の傷から色々なものを失った少女・中原千鶴と、
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彼女の前に現れたもう一人の少女・木村静子、
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ふたりの出会いから物語は始まります。

第二次世界大戦終戦から数年後の、北海道のとある農村を舞台に繰り広げられるファンタジー作品です。


彼女に初めてこの作品の第1話のネーム(漫画の下書きのさらに下書き)を見せてもらったのは、昨年秋。

冒頭の詩に、自分でも驚くほどいきなり涙が込み上げてしまい、妻にもビックリされたのを憶えています。

ひとりの漫画好きとして(夫としての感慨深さもありますが、それを抜きにしても)、儚さと強さを併せ持つ、この詩から始まる物語をとても楽しみにしています。


空を渡る鳥の歌声に

野を駆ける犬の遠吠えに

種を運ぶ風の囁きに

わたしはあなたを知る


これはほんの一瞬のおはなし

神さまがこの島をつくって

いきものが生まれて

星がちらちら瞬いた

いくつかの戦いが過ぎ去った

焼け跡のわらびを味わって

人はまた野を耕した 家を建てた


みんなほんの一瞬のできごと




ひとりでも多くの方がこの作品に触れて下さるのを、今はただただ願うばかりです。

イブニング18号は本日発売です。ご興味を持って下さった方は、ぜひ最寄の書店・コンビニ等で。
以前にも少し書きましたが、僕の妻も漫画を描く人でありまして、その妻の初連載がいよいよ始まります。

拙作『おやこっこ』も掲載している現在発売中のイブニング17号に予告が載っています。

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とても素晴らしい予告を入れて貰って、妻とふたりで感激しています。

夫として、そして出会った頃からの彼女の創作のファンとして、感動が大きすぎて、自分の言葉では何も言えません。


ですので、この予告ページから、素敵なキャッチコピーを抜粋させて頂きます。


「人も自然も、すべてが優しく厳しいこの場所で、私は何と出会うのだろう。」

「北海道上川郡野致雨(のちう)町に越してきた、11歳の中原千鶴。

声を失った千鶴を包む、雄大な自然、温かい人々、そしてかすかに感じる不思議な気配ーー。

戦後の北海道を舞台に、新鋭・森和美が瑞々しく描くファンタジックストーリー。」

森和美『エシカルンテ』

8月26日(火)発売のイブニング18号より、巻頭カラーにて連載開始。


今はただただ、この作品がひとりでも多くの方に届くのを願うばかりです。


最後に、

森和美本人によるブログ→ひにひに(仮)

担当編集さんによる公式Twitter→エシカルンテ

ご興味を持たれた方は、こちらもぜひどうぞ。